私は夢のために生きてるんじゃない

私は夢のために生きてるんじゃない

『カメラで女の子を幸せにしたい』

『自分の目で、自分の手でたくさんの写真を撮りたい』

『個展を開きたい、写真集を出したい』

『初心者のためのカメラの解説本を出版したい』

『カメラアドバイザーになりたい』

口をひらけば私のそばにはいつだってカメラがある。

カメラが大好きで仕方ないから、カメラオトメというサイトだって作った。

それくらい私にとってカメラという存在はなくてはならない存在。

そのくせ、今こうして文章を書いている最中も私の心の中は荒れ模様だ。

なんとかブログを軌道に乗せたくて、いろんな人に見てもらいたくて、旅に出るお金を作りたくて、今月私はほぼ全ての時間をブログに充てた。

頑張ろうと決めたときは名案だと思ったのに、振り返ればそれは失敗でしかなかった。

パソコンに向かうがあまり、私の生活リズムは荒れに荒れた。

ご飯を食べる時間が不規則になって、お菓子やジャンクフードで済ますことも多くなった。飲み物も砂糖が入ったものが増えて、正直肌荒れがやばすぎる。

外に出なくなったから、体が動かなくなった。ただでさえない体力がさらになくなった。どれくらいしんどいかと言われたら、夜お風呂に入った後ドライヤーで髪を乾かすのが本当に辛いくらい。

なんのために生きているのかわからなくなるくらい、私は追い詰められた。

端から聞いたらとても面白い話だ。

たかが趣味のブログでここまで精神的にも体力的にも追い詰められてる人間はそうそういないはず。

それくらい私は必死にブログを頑張っていたし、頑張ったぶんきちんとPV数にもすぐ反映された。微々たる差かもしれないけれど、収益もそれなりに増えた。

いいことづくしのはずなのに、私はどうしても満足できなくて、日に日に増えていくフラストレーションに耐えきれなくなった。

 

何もかもが爆発した。

 

泣いた。

泣き続けた。

23歳のいい歳した女が声を上げて泣いた。

これが私の人生なのかと。

引きこもってパソコンに向かうことだけが私の今なのかと。

どうしたらいいのかわからなくなって、他人に縋りついた。

喚いて、叫んで、狂ったように泣き続けた。

これは私の望んだ今じゃない。

私が望むのは、もっともっと自由な私。

ブログを書けば書くほど夢がどんどん遠くなっていくのがわかるのに、ブログを書くことしかできないと自分を追い込んでいる自分が情けなくて滑稽だった。

私には夢があるのに。

私には今やりたいことや、できることがもっとたくさんあるのに。

 

夢が夢を壊していく。

 

 

人生がブログに食いつぶされているのがわかっているのに、私にはブログしかないと決めつけた。

目の前の自分の願いを全て捨てて、生活まで投げ捨てて頑張っているのに、結果もちゃんと出しているのに、虚しさしかない自分を責め続けた。

こんなダメダメな私が縋った人は、私のことを理解してくれている友人の一人。

年下のくせして私の全てを受け入れてちゃんと言葉を返してくれる人。

私は弱い。

優先順位をつけるのが下手。

辛いときは溜め込むな。

そんなことを言われた気がする。

確かに私は弱いし、優先順位をつけるのが得意じゃないからすぐに予定を詰め込んでしまう。

ストレスのキャパシティが誰よりも少ないくせに、誰にも相談できなくてすぐに自滅する。

 

ダメダメな人間だ。

 

そんな私が夢のために一生懸命頑張って、夢に疲れて倒れているのだから笑い者もいいところ。なのに夢を諦めるのかと言われたら、答えはNO。

本当は友人に泣きつく前からわかっていた。 

私は夢のために生きるのは向いてないのだと。

私は目の前の自分を満足させてあげないと、幸せにしてあげないといけないのだ。 

夢というのは大小あるけれど、生きている限りずっと湧き上がるものなんだと思う。

それこそ食べたいものを食べるだけでも幸せになれるし、なりたい職業で食べていけるようになることだって夢の一つ。

でもそれが自分の幸せなのかどうかと聞かれたら、正直今は答えることができない。

私はブロガーとして収入源を得るという夢のために、カメラを捨ててパソコンにかじりついた。

確かにブロガーとしてちょっとしたお小遣いは稼げるようになったけれど、私は少しも幸せになれなかった。

 

「私は夢のために生きてるんじゃない。」

 

これが、私の口からこぼれた結論だった。

私は幸せを一番に求めていたのだから、夢に自分の幸せを潰される筋合いはないはずだ。自分を追い込むような夢は私の夢じゃない。

 

一言呟いただけで、世界がふわりと変わった。

今日はもっと素敵な1日になりますように。

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